○ 幻とも云われる全金の14Cニブが美しい一本です(ニブの帯部分の×や渦巻の刻印の奥や首軸に嵌っている部分にも銀色のロジウムコーティングの跡が見られないので、当初から全金と思われます)。
○ モンブランが誇るマイスターシュティック、三島由紀夫や開高健など数々の文豪に愛された伝説を持つ旗艦の149。その比較的初期の第二世代、しなやかな書き心地で知られる14Cニブと段無エボナイト芯を持つ60年代後期のものです。
〇 万年筆の王とも言われる成熟され尽くしたフォルム、濡れたような漆黒のボディーもニブの大きな149が一番似合い、威風堂々として正に飽きの来ない一本です。他の万年筆を手に入れても結局149に帰って来てしまうと言われる究極の万年筆です。
○ 尻軸を受けるネジ部が樹脂製(後期は金属製)のため、現行品より数グラム尻軸が軽く、ペンを持った時に先端が軽くてバランスが良いので、長時間の筆記をされる弁護士や文筆業の人に愛されたタイプです。また多少ですがインク容量が増え、排出する時も切れが良い前広のピストンを持っています。
○ インク痕は見られませんでしたので、すぐにお好きなインクを入れてお使い頂けます。
注意事項:50年以上も前のものですので新品をお求めの方、神経質な方は入札をお控え下さい。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
【商品の説明】
ブランド、メーカー:マイスターシュティック 149、モンブラン
カラー・材質:ブラック(プレシャスレジン)、ゴールドトリム(真鍮)
インク補充方式:吸入式(尻軸を反時計回りに回し、インク窓にピストンが見えたら、ペン軸までインク瓶に漬け、今度は尻軸を時計回りに回して、インクを吸入するタイプ)
ペン先(ニブ):大型14金全金、字幅:B
サイズ:長さ:149mm(収納時)/168mm(筆記時)/軸径15.2mm、重さ:28.77g(素人計測)