アルファスパイダー シリーズ3 5速MT インジェクション
幼い時の憧れだった車を2016年に購入し、3年くらいかけて交換すべきところを全て交換、
自分好みの今の形にしました。
セカンドカーとして秋から春にかけて、オープンでまったり幸せな気持ちにさせてくれます。
私は年間10回くらい、妻と天気が良い日に遠出のドライブに使う程度でした。
ミュージックビデオにも出演実績のある車両です(添付画像10枚目)。
小さい子ども達から年配の方までとてもたくさんの方に声をかけていただきました。
ここまでの状態のスパイダーも見つからないと思いますので、
もっと元気に使ってくれる方がその価値を感じられる方がいらしたらお譲りしようと思い出品に至りました。
12/2ガラスコーティング施工したところでボディーカバーのスレによる黒ずみも除去されたばかりです。
別に出品していたボクスターが売れて車庫に余裕が出たこと、
専門店からも高い評価が得られたこともあり、この車の価値に納得してご購入していただける方が出るまでは
価格を上下調整しながら、のんびり出していこうと思っております。
長い説明になりますが、ぜひじっくり読んでいただければと思います。
走行距離について
2019年にメーター交換、48418マイル(約77500キロ)→中古84640kmのものに交換。
オドメーター、トリップメーターがシリーズ3のものが脆弱であること、
また、km表記がわかりやすいため、シリーズ4のものを移植しています。
現在87000km(多少維持のために走行します)ですので、
実走行はメーターより少ない約79000kmとなっています(車検証上はメーター上の数字で扱われています)
交換の記録は距離とともに整備記録簿にも残っていますので、売買されるときにもご安心下さい。
内外装、ライトについて
幌の色をロゴレッドで決め、一番合う黄色を追求したら、スズキスイフトのイエローでした。
黄色の奥に少し青みを感じるのが特徴です。
錆や腐食も全て対処してから、オールペンで70万円でした(添付画像9枚目)
その後も2年に一度、腕のある職人さんにガラスコーティングしています(都度12万円)。
普段は仲林工業のカバーをかけています(約6万円で現在2代目です)ので、
劣化は最小限に維持していますが、風などで多少パタパタと擦れるので、
カバーとの接点が黒ずんだ汚れが沈着していますが、磨くと全て取れるはずです(12/3にいったん全て除去予定)。
もちろん、維持に必須品としてカバーもお付けします。
また、ドアハンドル、ミラーなどのクラシックタイプのものに交換、
内装について、シートは運転席補助席ともに、レカロ(レザー張り替え、左右で15万円、添付画像4枚目)、
ドアの内張を18万円でワンオフ新調（添付画像3枚目）
真っ赤なシートベルト、シフトパネル、シフトブーツ、MOMOステアリング、MOMOシフト、
そして、注目していただきたいのはホイールです。
14インチのレトロなメッシュ、115専用ですが、
私の車以外に見たことがありません。ネット上でも見たことがありません。
内も外も間違いなく固有の1台になっています。
ライトはLEDをインストールしていますので薄暗い旧車のライトではなく、
現代の車の明るさを確保しています。
エンジン周りについて
オイル漏れはありますか？良く聞かれます。
漏れというのか滲みというのか、年式を考えると十分許容内のものだと思います。
現在は月に1度動かすかどうかなので、自宅のガレージに経年の滲みがある程度で、
ポタポタみたいなことはありません。
エンジンオイルについては、ずっとケンドルのエンデュランス10W-40に
オイル漏れ予防のため、安齋工業のplus91を添加しています。
plus91はエンジン音もなめらかになるすばらしい一品です。
エンジンを積極的に回したいという方は15W-50や20W-50でもいいと思います。
オイルフィルタは純正よりも遙かに品質の良いPIAAのZ2、国産車用を流用しています。
amazonで購入して、某量販店で持ち込み交換してきました。
エンジンルームを開けて、まず目に飛び込むのはキノコタイプのエアクリーナーです。
気持ちパワーアップも感じますが、レーシーさの演出としてすごく気に入っています。
フィルターの色は気分転換で換えていただいて、今はレッドです。
交換もドライバー一つで交換ですから、純正タイプよりメンテのしやすさもあります。
プラグコードは永井のウルトラのブルーです。
水回りは元々弱いです。今も昔もアルファロメオですから、これは仕方ないでしょう。
何度か修理を繰り返し、この３年くらいはノートラブルです。
足回りについて
購入した段階で安全に乗れるように、交換すべきブッシュ、アーム類は全て交換しています。
クラッチは4年前に交換、また、ショックはビルシュタインに交換して5年ほどたちますが、
上記の通り年間300キロも走っていませんので、交換し立てと同じ扱いでよろしいかと思います。
また、アライメントもバッチリとってます(添付画像7枚目＆8枚目)ので、コーナーもストレートも気持ちいいです。
排気関係
マフラー（添付画像7枚目）を直管にしてますので、元々持っているスパイダーの音を楽しんでいただけます。
エアコン
購入した時はベルトが外された状態でした。
配管もワンオフでし直していただき、30万弱かけて復活しました。
ただ、起動時は相当なパワーロスになりますし、
日本の真夏に快適に乗れるかというと、そんなことはありませんので、
私は使っておりませんが、純正で必要であれば動かせるというところに価値はあるかと思います。
気になるところ
スパイダー含め、当時のアルファを基準にして考えると、現在気になる部分はありません。
メーターのパネルの照明、馬力計とバッテリー計が接触でチカチカします。
キレイに点灯してくれる日もあります。（メーター屋さんからも直さない方が良いとのアドバイスでした)
また、構造上、目一杯ガソリンを入れると、溢れるようになっています。
これはこの個体の問題ではなく、スパイダー115の構造上のものです。
空になったら、30Lくらい補充していただけると2／3くらいで漏れもないかと思います。
維持する上でのマインドセット
好奇心があっても故障が心配な方もいらっしゃると思います。
細かく書くと読んでいただくのが大変なほど手が入っていますが、
最初の3年で徹底的にこの車と向き合ったこと、また、あまり乗らないこともあり、
この4-5年はオイル交換以外のメンテナンスも要していません。
イタ車、旧車が壊れると言っても、構造が単純ですから、良心的な工場さえあれば、
ハイスペック、大排気量の車とは違い維持費もちょっとした努力次第で抑えることができます。
ヨーロッパ、北米には生き残っていて、一定のアフターパーツのマーケットがあります。
イタリアのアフターパーツを使えば、安く部品も入れられますので、
お安く維持されたい方にはそのあたりの情報もすべてお伝えしたいと思います。
車検も直近2回はお世話になってるメカニックに見てもらってから、そのままユーザー車検で通しています。
血液であるオイル管理をしっかりして、事前整備事前チェックする愛情さえあれば、安く維持できます。
ただ、時にトラブルがある、海外からの部品待ち期間がある、それを許容できるゆとりが大切ですが、
すでにこの車にご興味がある方は大丈夫だと思います。
また、故障、部品待ちが余儀なくされるのは現代のベンツ、BMWでも同じだと思います。
7年で培った、ちょっとしたコツや使用上の注意事項もありますので、
必要な方には余すことなくお伝えするつもりです。
現車確認＆陸送について
都合の合わせられる範囲で大歓迎です。スパイダーは試乗で風や音や匂いを感じて頂くのがいいと思います。
ただ、左ハンドルのマニュアル車、パワステのない車なので、信頼できる方ということでお願いいたします。
高速の降り口から2－3分なので、遠方から来ていただく場合も便利です。
作りやすい時間帯は金曜夕方、土曜夕方、日曜終日、かつ晴れの日ということになると思います。
また、ゼロの上尾営業所が最寄りとなりますので、上尾までの実費8000円で持ち込みにも対応させていただきます。
料金はご自身で、営業所持ち込み価格でお調べ下さい。
お支払いについて
わかりやすく車両代＋名義変更までの保証金5万円です。
保証金は名義変更が確認できる書類をファクスまたは画像で頂いて24時間以内にお戻しします。
税月割り、リサイクル預託金込みです。ガソリンも余裕を持って入れておきます。
かんたん決済または現金振り込みのみとさせて頂きます。
また、領収書の発行はできませんので、必ず入金の際の控えでご対応下さい。
最後に
クラシックカーの価値は増す一方です。
日本全国探しても、こんな個性的なスパイダーは見つかりません。
車に魅了され、20台近く乗ってきましたが、7年という保有期間は自己最長となりました。
もちろん、この車の価値を見いだしてくれる方とご縁がなければ、
引き続き維持していくつもりですので、常識を弁えない値引き交渉や
やりとりするのが難しいなと感じる方のご質問はスルーさせていただきます。
車自体への質問や現車確認にはできる限り誠実に対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。
また、車の状態に関しては主観的になりますし、私も過去のオーナーや車屋さんから聞いた情報で
理解していますので、車の詳細も含め、現車優先のお取引となり、
お取引後はノークレーム、ノーリターンということに納得して下さる方にご落札いただければと思います。
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