大隈重信より、民撰議院設立建白書の起草者としても知られる政治家の古沢滋に宛てられた書簡と、その他二点の書を貼り合わせた掛軸です。
おそらく筆跡の蒐集家などがまとめたのではと思われます。
大隈公の書簡は、「御談いたしたく~」と始まり、
話がしたいので明?後日の午前八時に拙宅に来てくださいという内容の手短なもののようですが、
宛先が古沢ということもあり当時の政治運動の風を伝える良き文書かと思います。
この書簡だけを改めて表装しても飾り映えがするのではないでしょうか。
もう二点のうち中のものは、幕末の志士、官僚、書家としても名高い長三洲による漢詩作品です。小品ですが、絹本に書かれたこれも中々の力作だと思います。
さらに下の漢詩を書いた一点は、作者はわかりません。印は「谷謹之印」と読めます。
《状態》
軸装は簡素なもので、全体的に古びていますが、現状でも十分に鑑賞ができる状態です。
詳しくは写真よりご確認ください。
合箱に入っています。
《サイズ》
大隈書簡:縦18センチ×横31.5センチ
軸全体:縦150センチ×横53センチ
《お願い》
コレクション整理のための出品です。
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早期終了はいたしません。
作品の真性は保証いたします。商品に関する説明?に誤りがある場合を除いて、返品には応じられません。よくご確認いただいた後、入札をお願いいたします。
《発送》
東京都より、ゆうパック便の120サイズにて発送する予定です。
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